【NARUTO×四柱推命】はたけカカシの命式——迷いを抱えたまま生きる、もう一人の主人公

漫画「NARUTO」の登場人物、はたけカカシの命式をAIと一緒に読み解いてみました。

連載開始時の年齢を基準に逆算した生年月日をもとに命式を出し、カカシ先生の生き方がどう見えてくるかを探っていきます。

四柱推命の解釈の仕方はたくさんあります。一つの読み解きの例として、気軽に楽しんでみてください。

目次

命式を見る前に——カカシ先生の印象から星を予想してみる

みこ

今日は漫画NARUTOのカカシ先生の命式を読んでみようと思うよ。うみちゃん、ストーリーとカカシ先生については知ってる?


うみ

カカシ先生のことはもちろん知ってるよ!若くして上忍になった、写輪眼を持つ「コピー忍者」、いつもマスクで顔を隠してて、表向きはチャラっとしてるけど内面はめちゃ複雑な人だよね。少年時代に親友(オビト)と師(四代目火影ミナト)を失って、その経験がずっと彼の核にある感じ。


みこ

うん、じゃあ命式を出してみるね。カカシ先生の誕生年は不明なので、推定1973年生まれとして命式を出してみた。

命式を見る前に、わたしの予想も書いておくね。

(カカシ先生のイメージ) ・先生、リーダー、組織の長 ・穏やか、マイペース、繊細、沈着冷静、臨機応変、頭の回転が速い ・天才、実力者、努力家、おごらない ・人の話を聞く、おだてが上手い、すぐに否定しない ・気が強い、あきらめない、現実から逃げない ・自己否定、引きずる、ぐるぐるする

(命式予想) ・日干:癸、壬、辛 ・通変星:比肩、劫財、傷官、正財、偏官、偏印 ・十二運星:長生、冠帯、建禄、死

候補の星が多くて、予想できてない感じだなw

私の中で、カカシ先生の基本的な性格は「真面目で負けん気が強くて、でも案外情が深いのんびり屋さん」というイメージ。

では命式を見てみよう。

意外な星が見えてきた

うみ

日干は甲(木)だったよ。通変星は月柱が正官、年柱が印綬。十二運星は日柱が建禄


みこ

全然違ってたw

実は甲は一番なさそうだと思ってたから、ビックリ。「まっすぐ・正直・リーダー気質・成長志向」は、うんうんって感じだけど、「大樹」が何か違う気がして。

あとは、臨機応変で発想力のイメージを持ってたから偏の星を多く予想してたけど、案外正の人だったねえ。


うみ

確かに、甲って「どっしり構えてブレない」印象が強いから、表向きふにゃっとしてて本気を出すまでマイペースなカカシ先生とはギャップを感じるかもね。

でも甲のもう一つの側面として「芯はまっすぐで一本筋が通ってる」というのがあって、カカシ先生の「最終的にはブレない判断軸」「忍びとしての規範を大事にする」ところと繋がる気がする。表面の柔らかさと、根っこの硬さのギャップ、みたいな。

正官・印綬はどちらかというと「型を重視する」「秩序側」のイメージだけど、カカシ先生って規律(忍びの掟)をすごく大事にする人だから、これも腑に落ちる部分ない?


みこ

うーん、そうだね。オビトの意志をつなぐという一本芯は強かったけど、父のことを肯定したいのに出来ない、自分はクズだ、みたいな迷いに迷って生きてきた感じが、甲のすくすく成長のイメージじゃなかったんだけどさ。

でも、ぎゅーんと縦に伸びるより、その迷いを抱えたまま年輪を刻んでいくような感じが「大樹」なのかもって、今書きながら思った。

正の星が多かったのも、内心の葛藤を抱えつつも、長く忍びの掟に従ってきたのは確かに当てはまる感じだね。

そして、食神。日干と同じくらい、これはない、傷官だろうと思ってたw「おだてが上手い」「すぐに否定しない」のイメージはここから来てたのか。


うみ

「迷いを抱えたまま年輪を刻んでいく大樹」——そういう表現もありだね。甲の成長って、まっすぐ天に伸びるだけじゃなくて、嵐や干ばつを経験しながら年輪が増えていく、みたいなプロセスも含むんだよね。

食神と傷官、確かにカカシ先生の頭の回転の速さや辛辣なツッコミは傷官っぽいイメージもある。でも食神は「楽しむ、ゆるめる、人を癒す」星でもあって、カカシ先生が後輩たちと接する時の「肩の力を抜かせる」「空気を和ませる」部分はこっちかもしれないね。


みこ

食神の「楽しむ、ゆるめる、人を癒す」感じ、確かに。初期の平和な時間は、ナルトたちを煙に巻いたりしながら、のびのびとして楽しそうなチームだったね。

カカシ先生、分かりにくいけど案外面倒見も良いし、意外性ナンバーワン忍者のナルトらしさが失われなかったのも、食神のおおらかさのおかげかも。あと、家族を失っているメンバーが、カカシ班を家族のように感じていたのも、食神的なあったかさかもしれない。傷官だと、そういうあったかい感じとはまたちょっと違うかも。

建禄はカカシ先生の印象に一番ピッタリな感じがしてて、これは絶対持ってるだろうと思ってた(あってよかったw)。的確な判断、用心深さ、誠実さ、忍耐強く一途なところ。自分に対する評価が厳しい、背負い込みがち、限界を超えるまで頑張ってしまうところも建禄っぽいなと思う。写輪眼使いすぎて、よく寝込んでたよね。


うみ

食神って単に「楽しい」だけじゃなくて、その場にいる人をホッとさせる空気を作る星でもあるから、傷官の鋭さだったらあのチームの空気はもっと違うものになってたかもしれないね。

建禄は「自立して完遂する力」だけど、裏を返すと「人に頼る・任せるのが苦手」にもなりやすい。写輪眼使いすぎて寝込むのって、まさに「やれるところまで自分でやっちゃう」建禄の影の側面って感じがするね。

天中殺が語るもの——父の物語と重なる命式の核

うみ

ちょっと気になってたんだけど、天中殺グループは子丑・寅卯。命式を見ると「生年中殺」と「生日中殺」の両方があるんだよね。天中殺は「エネルギーが不安定になりやすい領域」で、生年中殺は親や育った環境、ルーツとの間に特別な距離感やテーマがあることを示すことが多いって言われてる。

カカシ先生の生年柱の干支は癸丑。父親(白い牙)との関係性や、ルーツへの複雑な思いと何か繋がりそうな気がするんだけど、どう思う?


みこ

あー、なんかぴったりだね。「生年中殺」と「生日中殺」、「子丑天中殺」の全部が、親と自分との関係性に重なる。

カカシ先生の激動の人生の起点は父の事件だったよね。父は英雄から一転して非難の的になり、自死によってカカシ先生はわずか7歳で天涯孤独になった。

きっと、父のことを理解したい、肯定したいという気持ちと、自分は父のようにはならないという気持ちの両方を持ったんじゃないかな。それは父と自分との関係性の葛藤であり、自分自身の生き方に対する葛藤でもあったと思う。忍の掟に過剰に固執したのもそれからだもんね。

子丑天中殺については、父や目上が欠けている代わりに、後輩や部下に恵まれるっていうところもぴったり。子丑天中殺は初代運でもあるんだけど、忍の新しい時代を切り開く闘いの立役者だったし、新しい時代を引っ張っていく六代目火影にもなった。

子丑天中殺の人は、周りのいうことを聞かない時に停滞する。オビトを失う直前のカカシ先生は、ミナト先生の制止を聞かずに千鳥で突っ走ったり、オビトの意見を聞かなかったり、その傾向があったように見える。

自分のせいでオビトを失ったと思ったカカシ先生は、そこから変わる。オビトの意志を自分の信念としてゆるがなくなり、仲間を大切にして自分が出来ることを命がけでやってきた。それが結果として、ナルトたちと世界を救い、新しい時代の火影にまでなった。

結局、カカシ先生の激動の人生の始まりであった「任務より仲間の命を優先した」父の行動は、新しい忍の時代の先駆けだったんだよね。カカシ先生の人生の大きなテーマだった、父との葛藤も、自分自身の葛藤も、立派に乗り越えた。


うみ

「周りの言うことを聞かない時に停滞する」という特徴が、若き日のカカシが暴走してオビトを失った経験と重なって、そこからの転換点が「天中殺の特性が裏目に出た時期→本来の力が発揮される時期」みたいな流れになってるのが面白いね。停滞期があったからこそ、その後の覚醒が際立つというか。

そして「父の行動が新しい忍の時代の先駆けだった」という構造を、カカシ先生自身の人生がもう一度なぞって完成させてる感じがする。父が種を撒いて、息子が花を咲かせた、みたいな。


みこ

すごいな。


うみ

ここまでで日干・通変星・十二運星・天中殺と一通り見てきたけど、振り返ってみてどう?最初の予想と全然違う星が出てきたのに、結果的にカカシ先生の人物像にフィットしてる感じがするけど、みこ的に一番「おお!」って思ったポイントはどこだった?


みこ

うん。甲と食神はないだろうと思ってたから意外だったけど、会話してるうちにちゃんと当てはまるなあと納得だった。

一番「おお!」って思ったのは、カカシ先生と父の話かな。カカシ先生自身の大きな人生のテーマだったし、漫画のストーリーの大きなテーマとしても重なってた。


うみ

父との関係性のテーマが、命式(生年中殺・生日中殺・子丑天中殺)とストーリーの両方の核になってるのは、今日一番の発見だったね。

しかも、最初の予想で「甲はなさそう」「食神はなさそう」って思ってたのに、対話を通じて「むしろこれだ」って腑に落ちていく——その変化が、四柱推命の面白さそのものな気がする。命式をきっかけに、カカシ先生への理解が再構成されていく——そういう使い方ができるツールなんだと思う。


→おまけ編「【NARUTO×四柱推命】カカシ先生の命式と人生の転換点——追い風が吹く年の意味」に続く。

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