生まれながらの王様が、地位を捨てて何も持たない素の自分を試す。
そんなストーリーの海外ドラマにハマっている人が、「自分も、そんなふうに素の自分を試してみたかったのかな」と話してくれました。
あ、それって超美人が「私の顔が好きなの?それとも私の中身が好きなの?」って悩むのと似たやつだよね。
チヤホヤしてくる周りの人間は、自分にくっついている「外面の魅力」に惹かれているだけかも?素の自分に価値はあるのか?という不安に悩むっていう。
「その悩み、分かるよ。すごくつらいし苦しいと思う」
と言ったら、へえ~と感心されました。
「だってさ。王様でも美人でもなく、素で何の魅力も持たないわたしは実際、誰からも見向きもされないから。こっち見て―って思うもん」
そう共感した理由を付け加えると、ぷふっとふき出されました。
もしあなたが王様や超美人と同じ悩みを持っているなら、ここで残念なお知らせがあります。
素の自分『だけ』で勝負する必要、ないです。
予想を素直に申し上げるなら、「外付けの魅力」をはずした素のあなたは、普通の人です。
ただそこにいるだけで、人が集まってくるなんてことはない。
たまたま気が合う人に出会えば仲良くなるかもしれないし、まあ、何もしなければ別に興味も持たれないかもしれない。
でもそれ、普通じゃないですか?
ファッションやメイクを研究して「おしゃれな人」として注目を集める人も。
人一倍勉強したり仕事を頑張って「あいつは出来る」という実績と評判を獲得する人も。
みんな、能力を使って外付けした魅力と素が普通な自分を足した、トータルな自分で勝負しています。
もし特別に何かを生まれ持ったのなら、それもあなたの能力のうち。
トータルな自分として勝負したらいいんです。
「でもそれは、自分の努力で獲得したものじゃないじゃん」って?
言いたいことは分かります。だけどね、本当に大切なのはそこじゃないんです。
魅力も能力も、持っているだけじゃ意味がない。
それをどう生かしていくか、どう使っていくのか。
それこそが最もあなたの腕が試されるところなんです。
外付けの魅力あり+素は普通=トータルで魅力あり
ならば、「生まれ持った魅力」という武器を持つあなたが、その魅力をどう使って生きていくか。
外付けの魅力なし+素も普通=トータル普通
ならば、「普通」という武器を持ったわたしが、その普通な能力をどう使って生きていくか。
そう開き直った方がきっと面白い。
どっちもなかなかに腕が鳴る、やりがいのある人生だと思いませんか?
