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子どもを信じて見守りたい。でも先回りしたくなる親へ

子どもの行動が心配、という親御さんは多いと思います。

特に思春期になると、子どもは親の知らないところでいろいろなことにチャレンジしたがるようになります。 「これやってみたい」「こういう進路に進みたい」と。

子どものやりたいという気持ちは、もちろん大切にしたい。 でも自分の人生経験上、子どものやろうとしていることが危なっかしく見えたり、間違った方向に行こうとしていると感じることもあるでしょう。

そんな時、つい先回りして何とかしてやりたいと思ってしまう。 子どもにやめるように言うべきか言わざるべきか。好きにさせるか、止めるべきか。

迷いますよね。

無理に止めて、「本当はチャレンジしたかったのに、止められて出来なかった」と言われるのは避けたい。 でも何も言わずにいてうまくいかなかった時に「分かってたなら言ってくれればよかったのに」と言われるかもしれない。

子どもの可能性をつぶしたくない、でも「止めておけばよかった」と後悔もしたくない。どうしたらいいの~?ってなりますよね。

先回りしたくなるのは、子どものことを思う親の愛情があるからこそ。 その気持ち、とてもよく分かります。

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でも、決定権は子ども自身にある

ここで一つ、思い出してほしいことがあります。

他人を変えることはできない、ということ。 それは、たとえ相手が自分の子どもであっても同じです。

子どもが何をするか、どう選択するか。 親がどんなに正しいことを言っても、どんなに心配しても、最終的に決めるのは本人です。

たとえあなたが正しくて、子どもの判断が間違っているように見えたとしても、無理に止めることはできないんです。

じゃあ親は何もできないの?

いえ、そうじゃありません。わたしが大事にしているもう一つの関わり方があります。 「自分が思っていることは伝える。でもどうするかの選択は本人に任せる」というものです。

自分の経験や知識から、心配だなと思うことや気をつけてほしいことはちゃんと話す。でも伝えたら、あとは本人の選択を見守る。

止めるのは簡単です。親の権限を使えば、子どものチャレンジを止めることはできるでしょう。 でも、見守るのは結構難しい。 ハラハラしながら、失敗するかもしれないと思いながら、それでも子どもを信じて見守る。それは親にとって、とても勇気のいることですよね。

子どものチャレンジが成長につながるのと同じように、親にとっても見守ることはチャレンジです。その経験は、親自身の成長につながります。

親の役割は「安心して英気を養える基地」になること

見守ると決めたら、気をつけたいことがあります。

それは、親の不安を、子どもにぶつけないこと。

チャレンジする時には、子ども自身が一番ドキドキしているし、状況を身に染みて理解しているのも本人です。 そこに親の不安まで背負わせてしまったら、子どもは身動きが取れなくなってしまいますよね。

親の役割は、子どもが全力を出せるように、安心して英気を養える基地になってやること。「何があっても、ここに帰ってくれば大丈夫」そう思える場所があるから、子どもは思い切ってチャレンジできます。

うまくいけば一緒に喜び、失敗したらそれも一緒に受け止める。「ほら言ったでしょ」じゃなくて、「大変だったね、よく頑張ったね」と言ってあげることができたら、子どももちょっとホッとするんじゃないかなと思います。

その失敗から何を学んだか、次はどうするかを、一緒に考えてみる。 そういう関わり方も、親の愛の形の一つだと私は思っています。

子どもを信じる選択を、何度でも

子どもを信じて見守る。それは簡単なことではありません。

先回りしたくなる気持ちは、これからも何度も湧いてくるでしょう。 でもそれでいいんです。親だってまだまだ成長中ですもの。 大切なのは、その気持ちを認めながらも、最後は子どもを信じる選択をすること。

子どもの成長を信じて、自分の不安と向き合いながら、一歩ずつ見守っていく。その積み重ねが、親子の信頼関係を育んでいくのではないでしょうか。

あなたの子どもは、あなたが思っているより、ずっと強いかもしれませんよ。

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